クレジットカードによる審査の違い

クレジットカードの審査は各社で決めている審査基準に従って行われます。細かい点ではそれぞれ違いますが、基本的な部分ではほとんど変らないでしょう。最終的にはどれだけ安定した支払が継続できるかということ判断するのが審査です。つまり金額が大きいほど審査基準は厳しくなるということは創造できると思います。クレジットカードの金額はカード利用枠になります。10万円の利用ができるカードと100万円の利用が可能なカードを比べると当然、100万円利用できるクレジットカードのほうが厳しい審査になります。

割賦販売法が改正されたので今までのカード利用枠のほかに、1回払い以外の支払方法が利用できる枠が新たに設定されます。割賦利用可能枠とも呼ばれていますが、この利用枠を決めるためには年収、生活維持費、年間支払予定額が必要になります。年収は申込書、年間の支払予定額は個人信用情報機関の情報を参照しますが、生活維持費は表に基づいて算出されます。この利用枠が計算されるのは新規申込、更新、増枠申請のときです。申込書はきちんと記入しないと生活維持費などは最大の金額が適用されるので注意が必要です。

(年収-生活維持費-支払予定金額)×90%

上記の計算式で割賦可能利用枠が計算されるのですが、利用枠30万円以下の一般カードは対象外です。ただし増枠の申請をする場合はこの計算が行われることになります。具体的に計算してみると年収400万円で生活維持費が200万円、支払予定額が50万円とすると135万円が分割利用できる枠ということになります。クレジットカードの全体的な利用枠は別に決められるので、100万円のカード利用枠の場合は問題ありませんが、150万円の利用枠のカードでは15万円分は1回払いしか利用できないことになります。

この割賦利用枠の計算で算出した数字がクレジットカード審査基準のひとつの目安になるでしょう。自分の年収や生活維持費を当てはめてみて算出された数字が大きいほどゴールドカードなど上位カードの審査を通過する可能性が高いということです。もちろん過去の利用状況や勤務年数といったほかの要素も審査に影響するのでひとつの目安として考えてください。

クレジットカードの利用枠に比例して審査基準は厳しくなるということを理解しておきましょう。

利用枠以外の要素

クレジットカードによっては年齢条件が設定されている場合があります。これもカードによって違う審査基準のひとつといっていいでしょう。特にゴールドカードなどは25歳や30歳、35歳以上といった年齢制限があります。逆に30歳未満の人しか入会できないという若年層向けのクレジットカードもあります。今のところ年齢の条件をはっきり記載したカードはありませんが、今後高齢化社会が進んでいくと年齢の上限を設定したクレジットカードもできるかもしれません。

特殊なケースとしてはプレミアムカードと呼ばれている正体がなければ入会できないプラチナカードがあります。こうしたカードは申し込みができないケースが多く、ゴールドカード会員に対して送られてくるインビテーションを待つことになります。招待状発送の条件の中には年間のショッピング利用金額も含まれるといわれています。つまり利益面でカード会社に貢献した会員に招待状が送られるというわけです。

身近なケースとしてはイオンゴールドカードはイオンカード会員が年間100万円以上の利用をすると招待状が発送されます。そのまま年会費無料でゴールドカードに切り替えることができます。

そのほかにも他のカードと違った条件付のカードがたくさんありますが、基本的には利用枠に比例して審査基準が違うので、クレジットカードを選ぶときには利用枠にも注意しておきましょう。10万円~50万円の利用枠が設定されているカードと、30万円~100万円の利用枠のカードでは後者のほうが審査は厳しいので、自分の年収などを考慮して選択しましょう。

参考(生活維持費)

生活維持費
4人世帯 3人世帯 2人世帯 1人世帯
持ち家あり 200万 169万 136万 90万
持ち家なし 240万 209万 177万 116万

さらに詳しいクレジットカード審査の解説はこちらで⇒クレジットカード審査

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